2007年11月02日
泡盛の日に想う
昨日は、泡盛の日ということで、酒造組合連合会さんが主催するきき酒会及び泡盛感謝の宴に参加してきた。
きき酒会は、結構な自身を持って臨んだのだが、残念ながら、全問正答とはいかなかった。思った以上に難しいというのが実感だ。
きき酒会は、新古あて、度数あて、種類あての3部門からなる。新古あては、「新酒」「3年古酒」「10年古酒」の違いを、度数あては「10度」「20度」「30度」「40度」の違いを、種類あては「泡盛」「麦焼酎」「芋焼酎」「米焼酎」の違いをあてるというものである。
泡盛好きのTurboとしては、結構自身をもってのぞんだのだが、そう簡単ではなかった。とりわけ、3年古酒と10年古酒の違い、10度と20度の泡盛の違い、米焼酎と麦焼酎の違いなどは相当頭を悩ました。結果的にはそこそこの成績であったが、納得のいくものではなかった。
さて、その泡盛であるが、泡盛は、とかく九州の米・麦・芋などの焼酎と比較されることが多い。ことが多いというか、それが全てに近い。結果、どういうことになるかというと、皆でわいわいがやがやと飲む大衆酒ということになってしまうのである。
近年の焼酎ブームに乗って、泡盛も県外出荷を伸ばしてきたものの、ここ2年ぐらいの県外出荷は前年比マイナスだと報道されている。一時の焼酎ブームが去りつつあるということもあるだろうし、人口減少社会の中でマーケットの縮小という要因もあるのかもしれない。
しかしながら、Turboが思うには、泡盛のマーケットシェアの縮小は広告宣伝戦略にも原因があるのではないかと思っている。事実、焼酎ブームがさりつつあるといわれる中で、芋焼酎メーカーは売上げを伸ばしているというではないか。それはひとえに広告宣伝の成果ではないかとTurboは思っている。
県内の泡盛メーカーの中にも、広告宣伝で業容を拡大した業者があることを思えば、広告宣伝の重要性は業界の皆さんが認識しているのではないかと思われる。
県内の泡盛メーカーにも、消費者への訴求力を追求していただきたいと願うのである。要するに、九州の焼酎とは違う「泡盛」というブランド戦略を展開してもらいたいと思うのである。とりわけ古酒については、ブランデーやスコッチ、バーボンウイスキーなどに対抗できる酒として、売り出す必要があると思うし、その価値も十分に有していると思うのである。そのための広告宣伝、一般酒とは違う「古酒」のブランド化戦略が必要不可欠ではないかと思っている。
東京大学名誉教授・故坂口謹一郎氏が1970年3月号の雑誌「世界」に寄稿した「君知るや名酒泡盛」の最後の一節には、次のように記されている。
泡盛業界は、5年後の復帰特別措置の優遇措置期限切れを見据え、「古酒の郷」構想を推進している。それ自体は素晴らしい構想であるし、泡盛の将来展望を開く可能性があると思っている。しかし、同時に古酒の広告宣伝、とりわけ、ブランド戦略が何よりも必要ではないかと、いいあんべーに酔った頭で考えているのである。
坂口教授がおっしゃるように、スコッチに対抗できる世界の銘酒として、品質面はもちろんのこと、マーケット戦略においても研鑽を積まれることを期待するものである。
それにしても、しみじみと思う。
泡盛はいい酒だ。
きき酒会は、結構な自身を持って臨んだのだが、残念ながら、全問正答とはいかなかった。思った以上に難しいというのが実感だ。
きき酒会は、新古あて、度数あて、種類あての3部門からなる。新古あては、「新酒」「3年古酒」「10年古酒」の違いを、度数あては「10度」「20度」「30度」「40度」の違いを、種類あては「泡盛」「麦焼酎」「芋焼酎」「米焼酎」の違いをあてるというものである。
泡盛好きのTurboとしては、結構自身をもってのぞんだのだが、そう簡単ではなかった。とりわけ、3年古酒と10年古酒の違い、10度と20度の泡盛の違い、米焼酎と麦焼酎の違いなどは相当頭を悩ました。結果的にはそこそこの成績であったが、納得のいくものではなかった。
さて、その泡盛であるが、泡盛は、とかく九州の米・麦・芋などの焼酎と比較されることが多い。ことが多いというか、それが全てに近い。結果、どういうことになるかというと、皆でわいわいがやがやと飲む大衆酒ということになってしまうのである。
近年の焼酎ブームに乗って、泡盛も県外出荷を伸ばしてきたものの、ここ2年ぐらいの県外出荷は前年比マイナスだと報道されている。一時の焼酎ブームが去りつつあるということもあるだろうし、人口減少社会の中でマーケットの縮小という要因もあるのかもしれない。
しかしながら、Turboが思うには、泡盛のマーケットシェアの縮小は広告宣伝戦略にも原因があるのではないかと思っている。事実、焼酎ブームがさりつつあるといわれる中で、芋焼酎メーカーは売上げを伸ばしているというではないか。それはひとえに広告宣伝の成果ではないかとTurboは思っている。
県内の泡盛メーカーの中にも、広告宣伝で業容を拡大した業者があることを思えば、広告宣伝の重要性は業界の皆さんが認識しているのではないかと思われる。
県内の泡盛メーカーにも、消費者への訴求力を追求していただきたいと願うのである。要するに、九州の焼酎とは違う「泡盛」というブランド戦略を展開してもらいたいと思うのである。とりわけ古酒については、ブランデーやスコッチ、バーボンウイスキーなどに対抗できる酒として、売り出す必要があると思うし、その価値も十分に有していると思うのである。そのための広告宣伝、一般酒とは違う「古酒」のブランド化戦略が必要不可欠ではないかと思っている。
東京大学名誉教授・故坂口謹一郎氏が1970年3月号の雑誌「世界」に寄稿した「君知るや名酒泡盛」の最後の一節には、次のように記されている。
スコットランドの名酒スコッチウイスキーも、今から百余年前には名もない山間の地酒にすぎなかったが、現今のように世界を風びするようになったのは、ひとえに貯蔵とブレンドの技術に心血をそそいだ賜物といわれる。資源にめぐまれないこと、その昔のスコットランドにも比すべき沖縄は、その古酒技術の古来の伝統を極度に発揮して、今やスコッチの向うを張るべく懸命な中国の茅台酒にも負けないような勉強を積まれるよう心からお祈りしたいのである。
泡盛業界は、5年後の復帰特別措置の優遇措置期限切れを見据え、「古酒の郷」構想を推進している。それ自体は素晴らしい構想であるし、泡盛の将来展望を開く可能性があると思っている。しかし、同時に古酒の広告宣伝、とりわけ、ブランド戦略が何よりも必要ではないかと、いいあんべーに酔った頭で考えているのである。
坂口教授がおっしゃるように、スコッチに対抗できる世界の銘酒として、品質面はもちろんのこと、マーケット戦略においても研鑽を積まれることを期待するものである。
それにしても、しみじみと思う。
泡盛はいい酒だ。

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